大歩危峡の遊覧船(にし阿波観光圏).JPG
にし阿波観光圏、徳島県三好市の一角にある景勝 大歩危峡。大歩危峡は、吉野川の流れが、2億年前の結晶片岩を浸食してつくりあげたV字谷。吉野川の両岸には、浸食された奇岩怪石が8kmにわたりつづく。

 大歩危峡に来たら、ぜひ「大歩危峡遊覧船」に乗っておきたい。大歩危峡遊覧船は、大歩危峡のなかの約1kmを約30分かけて往復してくれる遊覧船だ。出発は、JR大歩危駅から徒歩20分ほどにある、「レストラン大歩危峡まんなか」。地下におりて河岸の船着き場からいざ遊覧へ。

遊覧では、船頭さんのガイドを聞きながら、瀬や淵の様子を楽しめる。獅子岩などユニークな巨岩や、川魚や水鳥も見所。また、大歩危峡の奇岩怪石が、吉野川のエメラルドグリーンの川面に鏡のようにうつしだされる様は圧巻だ。ちなみに大歩危峡の礫質片岩は、徳島県指定の天然記念物である。春は岩ツツジや山桜、夏は緑、秋は紅葉と、四季折々の景観も楽しみな渓谷だ。

DATA 大歩危峡遊覧船(おおぼけきょう ゆうらんせん)
電話0883−84−1211(レストラン大歩危峡まんなか)
交通 JR大歩危駅から徒歩約20分
乗船 大人1050円
時間9〜17時
休み なし(台風や増水時は欠航)

徳島県の西部に位置する「にし阿波観光圏」は崖が多いことや冬は雪に閉ざされることなどその厳しい自然環境から、日本の原風景ともいえる昔ながらの風景が多数残されている。また、平家伝説や妖怪伝説など、地域ならではのさまざまな伝承も味わい深い。

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徳島県の西部にはJR土讃線が走り吉野川に沿って大歩危・小歩危など景勝地もかすめていく

にし阿波観光圏は稲作に適した平地が少なく、山斜面を利用してそばの栽培が盛んに行われてきた。祖谷そばは祖谷地方の名物。

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善徳のかずら橋は、自然のつるでできた橋。その脇にある琵琶の滝とともに平家伝説が語り継がれている

井上晴雄 絵画作品集〜心を癒す日本の旅風景〜